オンライン講習会「認知行動療法の一歩先──学んでみる/やってみる」(講師:遊佐安一郎・松永美希・吉村由未・竹田伸也)

このオンライン講習会は,認知行動療法がよりいっそう使えるようになることを目的にしたシリーズです。


認知行動療法は,とても普遍的で,だれでも実施できるようになるセラピーでしょう。しかし,スーパーなセラピストになるのは,なかなか大変のように感じます。最初の数段は登れても,その後の段差が大きいから登れないみたいな。どこかにコツが隠されているのでしょうか。
全4回の講習会では,よりよい認知行動療法を学ぶ機会になれば,と思っております。
初回は,認知行動療法のレジェンド遊佐安一郎先生による「一歩先」の講座。認知行動療法の基本と,セラピストの個性化について語っていただきます。
2回目は,集団認知行動療法について松永美希先生に。今の時代,クライエントへの福音となるセラピーだと感じています。
3回目は,スキーマ療法を吉村由未先生から学びます。認知行動理論を利用しながらも深みのあるスキーマ療法は,臨床心理支援の醍醐味があるでしょう。
4回目は,竹田伸也先生に第三世代認知行動療法について教えていただきます。明日から乗れる第三の波は,認知行動療法のあり様も変えるかもしれません。




#1 2022年6月28日(火) 19:30~21:30
遊佐安一郎先生(長谷川メンタルヘルス研究所所長)
「認知行動療法の基本から個性化へ」

#2 2022年7月30日(土) 13:00~15:00
松永美希先生(立教大学教授)
「集団認知行動療法:基本と実践のコツ」

#3 2022年8月28日(日) 10:00~12:00
吉村由未先生(洗足ストレスコーピング・サポートオフィス)
「スキーマ療法を学ぶ」

#4 2022年9月28日(水) 19:30~21:30
竹田伸也先生(鳥取大学教授)
「認知への3つのアプローチ:第三世代のその先へ」

※こちらは全てZoom を使ったオンライン講習会です。
終了した回の分は,動画共有サービスで見逃し視聴ができます。その場合,ご入金の確認の後でメールにてご連絡いたしますので,購入からお時間をいただく場合があります。
講習スケジュールの曜日・時間にお気を付けください。

 【参加方法】webサイト「遠見書房の書店」からイベント・チケットをご購入ください。 https://tomishobo.stores.jpで「講習会」を検索するか,下記URLにアクセスしてください。

全通し(計4回)https://tomishobo.stores.jp/items/628ba2699a7062027bc999fd

単回
#1 2022年6月28日(火) 19:30~21:30
遊佐安一郎先生(長谷川メンタルヘルス研究所所長)
「認知行動療法の基本から個性化へ」https://tomishobo.stores.jp/items/628ba485c359a87f6d4b4932

#2 2022年7月30日(土) 13:00~15:00
松永美希先生(立教大学教授)
「集団認知行動療法:基本と実践のコツ」https://tomishobo.stores.jp/items/628ba65439da5f0177e8ab45

#3 2022年8月28日(日) 10:00~12:00
吉村由未先生(洗足ストレスコーピング・サポートオフィス)
「スキーマ療法を学ぶ」https://tomishobo.stores.jp/items/628ba8a0f405a123bd0ee8da

#4 2022年9月28日(水) 19:30~21:30
竹田伸也先生(鳥取大学教授)
「認知への3つのアプローチ:第三世代のその先へ」https://tomishobo.stores.jp/items/628baa244899210f7b9fab83

遊佐安一郎(ゆさ・やすいちろう)
長谷川メンタルヘルス研究所所長。
上智大学外国語学部英語科卒後ニューヨーク州立大学オールバニー校で教育学博士。その後ニューヨーク州立精神医療センターにおいて20年弱スタッフサイコロジスト,病棟管理者,そして重症精神病患者の精神科リハビリテーションプログラム責任者を体験し,帰国して長谷川病院の精神科リハビリテーション部長,クリニカル・コーディネーター,医療安全委員等を経験。長谷川病院を定年退職後現職で特に感情調節困難,トラウマインフォームドアプローチなど地域でのカウンセリング的支援に関わってきている。

松永美希(まつなが・みき)
2002年早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了(人間科学修士),2010年広島大学大学院医歯薬学総合研究科修了(医学博士)。現在は立教大学現代心理学部心理学科教授。大学病院にて10年ほど,うつ病患者さんを対象とした集団認知行動療法を経験したあと,リワーク施設にて集団認知行動療法を5年ほどおこなってきました。実践のなかで大切だと感じている,集団認知行動療法の基礎やコツについてお話したいと思います。

吉村由未(よしむら・ゆみ)
立教大学文学部心理学専攻博士前期課程修了。臨床心理士,公認心理師。洗足ストレスコーピング・サポートオフィス,シニアCBTセラピスト。学部時代は藤山直樹先生に師事し,精神分析を中心に学ぶ。大学院に進む中,実践のイメージの持てやすかった認知行動療法に次第に傾倒。卒後,2年半児童相談所に心理司として勤務後,縁あって伊藤絵美先生のオフィスで働き始め,以降現在まで認知行動療法・スキーマ療法の実践に励んでいる。理論的なオリエンテーションはともかく,精神科クリニック,学生相談,子ども家庭支援センター,社内EAPなど,携わる現場は統一感なし。ただただ臨床実践に明け暮れる中,気づけば早くも心理士歴も15年を超え,それなりに言い訳できないことに戸惑う日々である。

竹田伸也(たけだ・しんや)
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学講座教授。
鳥取大学大学院医学系研究科医学専攻博士課程修了。鳥取生協病院臨床心理士,広島国際大学心理科学部講師,鳥取大学大学院医学系研究科講師,准教授を経て,現職。医学博士。臨床心理士。公認心理師。認知行動療法スーパーバイザー。
「生きづらさを抱えた人が,生まれてきてよかったと思える社会の実現」を臨床研究者として最も大切にしたい価値に掲げ,研究や臨床,教育,執筆,講演等を行っている。

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